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認知症革命 最後までその人らしく [テレビ]

NHKでやっていた認知症革命を紹介します。

認知症と、なってしまったら多くの人は、何もわからなくなってしまうという印象を持っているのではないでしょうか?

【認知症が進んでも驚きの新事実】

重い認知症の人に心の内を書いてもらい読み解くという試みがあります。

それまで文章など書けるはずがないと思われていた、重い認知症の人達に手記を書かせてみると、

名前と顔が一致しないで困るとか、もの忘れが酷くて苦しいとか、

それを家族に怒られると自分はここにいない方がいいと思って家を出るとか意思を持って行動していたのがわかりました。

心は失われていないのです。 

家族に手記を読んでもらうと、みなさんびっくりします。

世間の認知症に対する認知がちょっと間違っているみたいです、私もそうでした。

認知症の中には改善できるものがあるそうです。

アメリカで行った試みでは、その人の興味や能力にあったプログラムを行うことで暴力や暴言が24%も減少しました。

本人中心のケアが認知症の人の問題を改善するために有効な手段だとわかったそうです

日本でも、認知症の人達のどんな言動も肯定する取組があります。 

もの忘れを肯定する取り組みです。

こういったことを続けて行った結果暴力や暴言が減ったそうです。

家族必見!今すぐできる”叱らない”で症状改善

認知症の人は物忘れを周囲から指摘されるとき「叱られている」と受け止めている事が多く、

その事によるストレスが徘徊や暴力などの症状と深く関係しているそうです。 

今までできたことは、できないので諦めてくださいとの事です。 

そこを家族も理解し始めたとき認知症の方と家族が一緒に生活できるそうです。

後、手記からわかった事として、認知症になっても社会とつながりたいと思っているそうです。 

認知症になってもその人らしく地域で暮らすには

認知症になった人の7割が「友人知人との交流の機会が減った」と答えています。 

静岡県富士宮市は、認知症の人が外に出て地域の人達と楽しむ場所がたくさん設けられていて、海外からも注目を集めています。

認知症の人が主役のソフトボール大会やらスポーツサークル、認知症の人と住民が顔を合わせる交流の場や見守り訪問。

認知症の人に、学校や地域の集まりで認知症について語ってもらったのです。

そうしたところ、市民の認知症サポーターが増加していったのです。

家にこもっていた認知症の人達も、外に出始めました。 

周りの人達に助けられながら仕事をしている人もいます。

かつて認知症は少数派でしたが、これからは多数派になるといいます。

最後まで、その人らしく生きるためには、認知症を理解してもらい地域社会全体でサポートして行かなければいけません。

私達も何年後かには、当事者になっているかもしれないのです。  



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