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認知症は予防出来る MCI (軽度認知障害)がラストチャンス [テレビ]

NHKで放送していた、「認知症革命」を紹介します。

脳の衰えも早期発見すれば、認知症予防できるという内容です。



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認知症になる前に、MCI (軽度認知障害)という段階があり対処のしようによっては認知症予防できるというのです。

MCI
認知症予防するラストチャンスなのです。

【MCI(軽度認知障害)とは?】

MCI
とは、年相応以上の記憶障害です。

認知症は、生活に支障がでるほどの記憶障害です。


現在日本の
MCI人口は推定400万人(約30人に1人)です。

※現在日本の人口は約1億2600万

専門の医師がしっかり診ないと診断できないそうです。

しかも、画像をみても認知症のような萎縮はほとんど見られないのです。

では、何をもってMCIと判断するのでしょうか? 

【MCIの判断基準は?】

脳内のネットワークのつながりで判断。

正常な人の脳は、ネットワークが強く、MCIになると弱まっていきます。

アメリカの研究で、日常生活を見ればネットワークの弱まりがわかることが発見されました。

それは、
『歩行』です。

【歩行とMCIの関係】

認知機能と歩く事にはどんな関係があるのでしょうか?


MCI
の疑いがある人は、歩く速さが遅くなっています。

足の運びかたも、歩幅が狭くなっています。

さらに、ふらつきやすいのです。


脳内ネットワーク
に損傷が生じれば歩行やバランスに問題がおきるのです。

歩く速度をストップウォッチで計るだけで、将来認知症になるかわかるというのです。


では、歩く速さの目安とはどのくらいなのでしょうか?

自分があてはまるのか知りたいですよね?


要注意の歩行速度は、秒速80センチ以下だそうです。


具体的にいうと、横断歩道は、秒速100センチで渡れるように作ってあるところが多いそうです。

青信号で渡りきれない人は要注意です。

もちろん足腰の悪い人は別ですよ。

【MCIの特徴】

歩き方だけではなく、MCIの人に見られる変化があるそうです。


①外出が面倒

②外出時の服装に気を使わない

③同じことを何回も話す

④小銭での計算が面倒 お札で払う

⑤手の込んだ料理を作らない

⑥味付けが変わる

⑦ 車をこする事が増えた


このような事は脳内ネットワークが乱れると起こるそうです。

3項目以上当てはまる時は、専門医(もの忘れ外来)に相談しましょう。

【認知症の予防法】

では、認知症の発症を食い止める予防法とはどんなものなのでしょうか?


脳内の神経細胞や血管に異常があると、脳内ネットワークは衰えます。


「脳内微小出血」・・・・脳内の細い血管がもろくなって起こる微小の出血です。


そうすると、そのまわりの神経細胞が死んでネットワークが傷つくのです。


その、解決法として

〇息がはずむ程度の早歩き

〇一回一時間

〇週3回


これをやっただけで、脳が若返り健康になったそうです。

フィンランドでの研究では、

〇早歩きなどの有酸素運動一日30分

〇軽い筋力トレーニング

〇食生活の改善
(野菜や魚などを積極的にとる)

〇記憶力のトレーニング週3回10分

さらに、

〇毎日の血圧管理

など、これらを2年間MCIの人にやってもらったところ、
認知機能向上が平均25%もみられたそうです。

通常認知機能は加齢とともに落ちてくるので、認知機能が向上したのはすごい事です。

 

誰でも年をとると起こりうる認知症、少しでも不安に思ったら専門医を受診しましょう。

認知症予備軍のMCIの段階であれば予防法があるのですから。
 



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